新築の経費削減候補として、まず上がりやすい「トイレの手洗い場」。
デパートならまずありますし、アパートであれば便器と一体型も多いですよね。
果たして新築にも必要なのか否か…。最後まで迷う人も多いのではないでしょうか?
そう、私のように…!
と、いうわけで今回はインスタでご質問頂いた
問題に切り込んでいこうかと思います。
目次
トイレに手洗い場は本当に必要?
はい。まず結論からいってしまいますと、
絶対に必要なわけではない
と思います。
というのもつけるメリットに対してデメリットが多いんですよね…。
トイレに手洗い場をつけるメリット
手洗い場をつける主なメリットはこんな感じ。
・すぐ手洗いができる。
・トイレ掃除に水が気軽に使える
・高級感がでる
コロナが猛威を振るっている中、「手をすぐに洗える」というメリットが一番のポイント。
あとパンフレットに乗っているような高級住宅は、もれなく独立型の手洗い場がついてます。素敵…!!
トイレに手洗い場をつけないメリット
対して手洗い場を付けないメリットはこんな感じ。
・初期費用が節約できる
・スペースが節約できる
・掃除箇所が減る
・収納が増やせる
・石鹸やタオルの節約
迷いますが、やはり一番のポイントは「初期費用」でしょうか。
お家は生活してからが本番ですから、「掃除・収納・節約」の三拍子も大きいですよねぇ…。
検証:2年間「手洗い場なし」でトイレ使ってみた
まあごちゃごちゃ言ったところで使ってみないことにはわからないので、実際に2年間使ってみました!
トイレのスペースは約1畳。タンクレストイレ。
水栓予定だったスペースには壁埋め込み式収納を入れています。
結果:ウェットティッシュで代用可能
結果、我が家は特に困りませんでした!
サッと手をふきたいときはウェットティッシュでOK。
とくに気持ち悪さもなく、収納にミニごみ箱を置くだけで事足りました。
隣が洗面所なので、手洗い場が近かったことも要因かもしれません。
トイレに「手洗い場をつけた方がいい場合」は?
我が家はトイレに手洗い場がなくても意外と大丈夫でしたが、逆に必要になるのはどういう場合でしょうか?
体感だと主に2種類。
・洗面所が遠い間取りの場合
洗面所やキッチンなど、他の手洗い場が遠いトイレにはあった方がいいかもしれません。
というのも、トイレ掃除をするのにはちょっと水が出た方が便利!
バケツに汲んでもいいですが、遠いと少し億劫です。
掃除って、億劫が続くとサボリがちになりません…?
小さなお子さんがいる場合も、ササっと手を洗えた方が便利かもしれませんね。
・体質や感覚的にNGな場合
あとは体質的に「ウェットティッシュNG」の方も必要でしょうか。
感覚的に「すぐ手洗いしないと気持ち悪い!」という方にもおすすめしません。
節約も大事ですが、毎日のストレスをためないことはもっと大事です。
トイレの手洗い場は後付けも可能?
リフォーム会社に頼めば15~20万円ほどで出来るようです。
ただしスペースがあること前提なので、収納が作ってある場合は撤去費用などさらに掛かるかもしれません。
迷ってるor費用が貯まってからつけたい場合は、何もつけない方がいいかもしれませんね。
・DIYはできない?
新しい排水管を通したりと専門的な作業が必要なので、DIYだと難しいかもしれません。
どうしてもDIYで後付けしたい場合は、トイレに引くための水栓の位置などを設計士さんと要相談です。
トイレ手洗い場はつけない方がメリット多!
実際に手洗い場なしトイレを使ってみて2年。すずこもり家は、
という感想に落ち着きました。
お金やスペースに余裕があればもちろん欲しいですが、
少しでもほかの部屋を広くしたり、節約したりしたい場合は削ってもいい場所ではないかなーと思います。
経費削減の最後の砦として、トイレのオプションの再考おすすめですよ!