天井×木目クロス!!
――それは、できれば「天井を板張り」にしたいけど、予算が追い付かないときの最終手段。
――それは、キッチンをガスにしたせいで防火関係上、板張りができなくなった人への救いの手!
というわけで、前々から計画していた「LDK天井の木目クロス」が施工完了しましたのでさっそくレビューしたいと思います。
貼ってみて感じたメリットデメリットも語りますので、施工検討の参考にどうぞ!
目次
天井に木目クロス素敵かも説
天井に木目クロス(木目壁紙)を選んだのは、遡ること着工合意直前。
ネットで見た板張り天井が素敵すぎて諦めきれず、されど金銭的にも防火的にも実現できず、
足掻いた結果、壁紙カタログで偶然見かけた木目壁紙を「意外とリアル!これいいかも!」と採用した次第でございます。
貼った壁紙はサンゲツRE-8254
今回天井に貼ったのは、「桜の木」をイメージしたサンゲツさんの「RE-8254」。
節も凹凸感も少なめのタイプを選びました。
▼木目クロス比較レビューはこちら
天井×木目クロスいい感じ!?
で、実際にLDKの天井全体に貼ってみた感じがこちらです。
どうでしょう。
結構いいんじゃなかろうか…!
インパクトも強めで、アクセントクロスとしては割と成功しているんじゃなかろうか…!
自分では結構気に入ってるんですが、いやでも、もしかしたら「新築テンション」でよく見えているだけなのかも。
第三者の意見(という名の姉の感想)を取り入れつつ、貼ってみてわかったメリットデメリットを分析してみました。
貼ってみて分かったメリット
1. 木質感がリーズナブルに大幅アップ!
1番のメリットは、やはり大幅にアップした「木質感」!
天井全面なだけあって、インパクトは抜群。縦に流れるような木目のおかげで、部屋もなんだか広く見えます。
板張りと違い木目クロスなら「プラス数万」で施工できちゃうので、安価なのもうれしい!
2. 建付け家具と色合わせができる!
これはどんな壁紙を選ぶかによるんですが、今回施工したサクライメージの壁紙は「オークのカップボード」と色味がほぼ同じ!
木目も似ているので、近くで見るととにかく一体感がすごいです。もはやどこが境目かよくわからない。
たぶんそのおかげだと思うんですが、「カップボード」の圧迫感が減ったように感じました。
とにかく種類が多いので木質収納家具と色を合わせられるのも、木目壁紙×天井のいいところかなと思います。
3. 想像より違和感がない
これはメリットというか姉の感想なんですが、「思ったよりも違和感がない」ことに驚いたそうです。
た、たしかに……3Dであらかじめ予想図を見ていたからこそ驚きませんでしたが、そもそも木目クロスって「木の偽物」ですし。こんな大胆に木目クロス貼ったら違和感ありそうなものですよね。
予想ですが、リアルなタイプの木目クロスのほうが広範囲に貼ったとき本物との差異を感じやすいのではないでしょうか。
凹凸が少ないタイプはショッピングモールのアクセントとして見慣れているので、広範囲に貼っても違和感がないのかもしれませんね。
貼ってみてわかったデメリット
1. 部屋がワントーン暗くなる
天井に白よりも重い色を置くので、部屋の雰囲気はどうしてもワントーン暗くなります。
これを「落ち着いてる」と思うか「暗くなった」と感じるかは人次第ですが、スタイリッシュな部屋を理想としている方にはもれなく向いていません。
ほっこりとしたナチュラルな雰囲気になります。
2. 板張りよりは高級感で劣る
実際に板張りと比較するとわかりやすいんですが、やっぱり質感は板張りに劣ります。
板張り素材でいえば、住友林業オリジナルの「フラットシーリング」↑やシート張りで安価だけど質感リアルな「ハーモシーリング」↓
画像はありませんが、床板をそのまま貼ったような質感の「リブリーピーリング」が一般的でしょうか。
費用は「10万以上がザラ」なだけあって、高級感抜群。めちゃくちゃかっこいいです。正直、予算があってガス火にしてなければリブリー使いたかった!
木質クロスが悪いわけではありませんが、予算が許すのであれば本物使うほうがいいんじゃないかなと思います。
個人的には「天井×木目クロス」推奨派
「板張り天井」への憧れは変わらずあるわけなんですが、個人的には「天井×木目クロス」推奨派です。
というのも、部屋って一部ではなく全体で雰囲気をつかむじゃないですか。
パッと部屋に入った時「天井が白クロス」か「天井が木目クロス」かっていったら、やっぱり木目クロスのほうがインパクトあると思うんです。
アクセントクロスが部屋を素敵にする要素なら、まさにその一瞬の「わ!すごい!」という印象を与える木目クロスっていいなと。
部屋の印象が大きく変わるので迷うところですが、実際貼った感想としましては、その背中全力で押したいと思います!