みなさんお待ちかねの「住友林業の保証(アフターサービス)」後編です!
え?待ってないって?
いえいえ奥さん。今回はちょっとお得ですよ!なんてったって、
/無料保証編\
ですから!
前回の「有料保証編」では胃がキュッとしましたが、今回は心穏やかに見れる内容かと。
さっそく行ってみましょうー!
目次
30年保証システムは無料じゃない…!?
まずは前回の流れをサラッといきましょう。
住友林業さんでほぼ標準となっている「認定長期優良住宅」を建てると「30年保証システム」というのが適応されるんですが、
10年目以降は有料でした(;゚Д゚)ガーン
住友林業さんで建てたお家には定期的に「点検」があり、このとき「有料メンテナンス工事」を住友林業さんで行うと最大30年まで保証してくれるシステムでございました。(工事しなければそこで保証ストップ)
10年間はなにが壊れても無料なの?
「じゃあ10年目までは何が壊れても無料修理してくれるの?」
かというと、そうでもありません。この10年保証には適応項目があり、それ以外は保証外となっています。
・10年保証(延長可)は「構造躯体」「防水」だけ
10年間保証&延長可能な項目は、以下の2つ。
「構造躯体」=基礎や土台の変形や傾き=「家が傾いてる!」等
「防水」=屋根やヘリ、バルコニーの水漏れ=「雨漏りがひどい!」等
直してくれる内容は、ざっくりこんな感じです。
10年保証はありがたいけど、え、まさかこれだけ…?
すっごく心もとない…!
建具や外壁には保証はないの…?
これしか保険がないとなると、「建具」や「外壁」が壊れた場合はどうしたらいいのでしょう…?
有料修理?リフォーム会社に頼む?
その答えは、引き渡し前後でもらえる「住友林業の家・保証基準一覧表(保証基準一覧表pdf)」にありました。
各所の保証期間や内容、適応除外項目が全部乗ってるー!(*´ω`)ヒャッホイ
住友林業「無料保証」期間一覧
というわけで、保証期間ごとにまとめてみました。
【10年保証】
構造体躯(延長保証対応)、防水(延長保証対応)、防蟻、RC造の擁壁、建具(防水やガラス中空層の結露)、電気設備(太陽光発電・蓄電池)
【2年保証】
ー構造躯体以外ー
基礎、床、内壁、天井、外壁、破風・軒天、屋根、庇、樋、外部金物、建具(反りや変形)、塗装、断熱防露、給排水設備、吸排気設備、電気設備(照明器具やコンセント等)、24時間換気設備、ガス設備、石油設備、厨房設備、衛生設備、浴槽設備、冷暖房設備、昇降機設備、雑工事、インテリア、虫害
ー外構工事ー
宅地、土木・外構構造物の躯体、屋外下地・仕上げ、吹き付け・塗装、外部金属建具、融雪設備、給排水設備、電気設備
―造園・植栽・施設工事ー
外部木造施設(ウッドデッキ等)
【1年保証】
ー造園・植栽・施設工事―
樹木、芝生、竹垣・枝折戸・樹木支柱
こうしてみてみると、2年保証がダントツで多いですね。
全部長期保証してたら大変なのはわかるんですけど…電気屋さんとかで5年10年保証を当たり前に目にしていたせいかちょっと不安が残ります(´ω`)ションモリ
ちなみに、これらの保証は「除外項目」や「保証内容」も細かく決められています。
最初は全部をまとめようと思ったんですが、
すさまじい文字量だったんで志半ばで断念しました。
全部書いたら下までスクロールするだけで5分以上かかる…(白目)詳しくは資料(保証基準一覧表pdf)でどうぞ!
地震や火災で壊れた場合もOK?
保証を使いたくなる機会といえば、地震や雷などの「災害」や「火災」が代表的ですが、そういった事故的な要因で壊れた場合も保証してくれるのでしょうか?
・自然災害や事故はNG
聞いてみたところ、これらはすべてNG。
現状では「火災保険」や「地震保険」に頼るしか方法はなさそうです。
ものを落としたりした人的被害も、もちろんNG。基本的には初期不良を直す保証と考えるのがよさそうです。
目に見える場所の保証は基本2年!
保証期間をまとめていて思ったんですが、住むうえで「本当に困る部分は10年」故障すると不便だけど「なんとかなるものは2年」とざっくり分かれている気がします。
まあ…収納やコンセントが一部壊れても生活はできますもんね。2年間猶予もあることですし、住んでみて不具合を見つけたら「溜め込まずすぐ電話」がよさそうです!
でもしかし、まさか30年だと思ってた無料保証が最短1~2年だったとは…HM決定前にきちんと確認しておけばよかった…(白目)
みなさんはこんな後悔のないよう、HM決定前は「保証内容」は詳しくチェックしてみてくださいね。
▼前編(有料メンテ編)はこちら!