突然ですが、みなさんは吹き抜けってどう思いますか?
2階まで突き抜けた高い天井…!
天窓から差し込むやんわりとした光…!
住宅展示場に建っているお家には「必ず」といってもいいほどあるし…やっぱりおしゃれですよねぇ。
と、いうわけで、
/我が家も作っちゃいました\
ただしその大きさ、
およそ半畳!
なぜそんな極小の吹き抜けを作ったのか、そんなサイズで満足できるのか。
今回は、そんな「半畳吹き抜け」の話にお付き合いいただければ幸いです。
目次
「半畳分」吹き抜けを作りました
我が家が吹き抜けを作ったのはこちら。
そう、玄関!
天井の一部を角っとくり抜き…
こんな感じで、長細い窓を付けました。
2階の間取りでみるとこんな感じ↓
/左上(ユニットバスの下らへん)\
その大きさ約半畳分。
正直吹き抜けっていっていいのか怪しいですが…一応超ミニミニスペースの吹き抜けです(;゚Д゚)
半畳の吹き抜けを作った理由
そんな極小スペースの吹き抜けを作った理由は単純明快。
そう、容積率が足りなかったから…!
▼容積率についてはこちら
1階に玄関を2つ設置したせいで、1階の他スペースが狭くなっちゃったんですよねぇ…(汗)
急遽1階に容積を渡すため、吹き抜けを作って節約することになりました。
「半畳」だと狭くない…?
もともと欲しかったからウェルカムだった吹き抜けですが、悲しきかなその大きさ半畳…。
当然、設計士さんに「狭くないですかね…?」と聞かれたのは言うまでもありません(白目)
容積率という理由があったので「ガッカリ吹き抜け」を覚悟して押し通したわけなんですが、
実際建ててみて思うのは…
そこまで狭さは気にならない
ということ。
本当にぜんぜん気にならない…!
逆に「なぜ!?」と私が問いたい…!
いろいろ考えた結果、作った場所が「玄関」だったのが大きいのではないかと思い当たりました。
玄関は吹き抜けデメリットなし!?
一般的に吹き抜けのデメリットと呼ばれるのが以下の3つ。
【よく聞く吹き抜けデメリット】
・エアコンの効きが悪くなる
・掃除が大変
・照明の取り換え・掃除が大変
で、実際に我が家が付けた吹き抜けがこちら。
・エアコンの効きが悪くなる→そもそもエアコン無い
・掃除が大変→四角い穴だから掃除する場所無い
・照明の取り換え・掃除→照明無い
デメリットどこいったーーーーーー(;゚Д゚)!
作ったのが「広い玄関吹き抜け」「リビングの吹き抜け」だったらもれなく当てはまってたと思うんですが、玄関に狭く作ったことで見事に回避してる…!
もちろん吹き抜け最大のメリットである「解放感」はあまりないんですが、それでもデメリット無く他のメリットが実感できるのは大きい…!!
半畳吹き抜けのメリット
実際に住んでみて、改めて実感した「半畳吹き抜け」のメリットは以下の3つ。
1.とにかく玄関が明るい!
やっぱり一番は、照明をつけなくても昼間明るい玄関!
一応真っ暗にならないようにスリット窓入りのドアを選んだんですが、それだけだと昼間も照明必須だったと思うんですよねぇ…。
人工的な明かりでは出せない、ふんわりやわらかな光にたまらなく癒されます♡
2.下階の間取りがいじりやすくなった!
半畳なんてそこまで大きなスペースではないんですが、これが意外と大活躍。
玄関前にきていたトイレを少しずらしたり、収納を広げたり、土間を作ってみたり…。
容積率半畳で意外といろんなことができるのに驚きました。
脱衣所も半畳増えればキャビネット追加も可能!
半畳スペース侮れません…!
3.外観が寂しくなくなった
もともと2つしか窓がなかった西側。
ココにFIX窓をつけることにより、外観も物寂しい感じがなくなりました。
窓は不透明ガラスだし、万が一見えても白い壁紙だけ。
光というメリットだけ取り入れられる吹き抜け窓は、やっぱりつけて正解でした。
玄関に吹き抜けはメリットだらけ!
狭い玄関吹き抜けは「残念」「ガッカリ」と思っている人も多いと思います。
かくいう私もその一人でしたが、あえて声を大きくして言いたい!
玄関吹き抜けは小さくてもメリット多い…!!
開放的な玄関を目指している場合は微妙かもですが、「明り取り」「容積率確保」という目的ならそう悪くはないのかも。
半畳ならハードルも低いので、暗い玄関回避に取り入れてみるのもありかもしれませんよ!
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